安井政昭のデビスカップの説明

■デビスカップとは?

デビスカップ (Davis Cup) は、1900年から毎年行われている男子テニスの国別対抗戦。略称はデ杯。原音では「デイヴィス・カップ」に近い発音。

名称は優勝杯を大会に寄贈したドワイト・デービスにちなむ。かつてはNECが協賛をつとめていたが、現在はこれにかわってBNPパリバがつとめており、「Davis Cup by BNP Paribas」の名で開催されている。

なお同等の女子テニス国別対抗戦は「フェドカップ」という別名称がついている。

■大会の流れ

各国には代表選手4名が選出され、試合は3日間にわたって行われる。各試合は5セット・マッチで行う。第1日目はシングルス2試合、第2日目はダブルス、第3日目はシングルス2試合を行い、先に3試合を取った国の勝利となる。ただし、最終第5試合(シングルス)を待たずに一方の国が3勝を挙げて勝利が確定した場合、残った“消化試合”は3セット・マッチに短縮される。

また、この試合はITFランキングの上位が本拠地の優先選択権を握ることになる。そのため、アウェー国に不利なコート・サーフェスを用意するなど様々な手段が用いられる。

例)アメリカ、オーストラリアといった速いコート・サーフェスに慣れている国に対して、クレーコート(球足はかなり遅い)を用意する。(スペイン、スウェーデンなど)

その逆で、遅いコート・サーフェスを得意とする国に対して、グラスコート(芝生)、カーペット・コートといった速いサーフェスを用意する。(アメリカ、オーストラリアなど)

出場国は種々の「グループ」に分かれる。頂点にいる「ワールドグループ」16か国は、1回戦からトーナメントを行う。ワールドグループ1回戦で敗退した国と、世界各地の「ゾーン」(例:欧州ゾーン、東洋ゾーンなど)の優勝国が、翌年のワールドグループ出場権をかけて「プレーオフ」を行う。ワールドグループ各会場の1回戦、2回戦、準決勝は原則として日程を同時に合わせることになっている。決勝は例年、12月初頭に行われ、ここでその年のデビスカップ優勝国が決まる。

■大会の歴史

1900年にインターナショナル・ローンテニス・チャレンジとして第1回大会が行なわれた。ハーバード大学テニスチームの考案であった。第1回はボストンのロングウッド・クリケット・クラブで行なわれ、アメリカとイギリスが対戦し、アメリカが初代チャンピオンに輝いた。1904年以降は、前年優勝国と予選大会の優勝国が対戦するいわゆるアメリカズカップと同じ方式になった。1946年には現在の名称になった。

■日本代表のデビスカップ出場

日本代表は初出場となる1921年のインターナショナル・ローンテニス・チャレンジで決勝進出。決勝ではアメリカに0勝5敗で、準優勝となった。

ページのトップへ戻る
Ads by Sitemix

Ads by Sitemix